ニュージーランドでワーキングホリデー中に約3ヶ月かけてロードトリップをしてきました。
オークランドでの車の購入から始まり、南島までキャンピングバンで旅をしました。
ロードトリップでは、観光地の計画だけでなく、買い物やシャワーなどの生活面も重視しながら旅を行います。
ニュージーランドでのロードトリップは、日本とは様々な違いがあり最初は困惑することもあります。
この記事では、ニュージーランドでロードトリップしたい人に向けて、スムーズに快適な旅ができるように実体験をもとに発信していますのでぜひ旅の参考にしていただけたら幸いです。
ニュージランドでの車中泊事情
車の購入方法
ニュージーランドの物価とお買い物事情
シャワーや洗濯事情
充電などの電源情報
ロードトリップおすすめアプリ
ニュージーランドでの車中泊事情

日本では道の駅などに車中泊している車をよく見かけます。
ニュージーランド各地にも、無料で車中泊ができるフリーキャンプ場や有料のホリデーパークなどロードトリップができる環境が整っています。
しかし、どこでも車中泊をしていいわけではありません。
許可されていない場所で車中泊をしてしまうと、400ドルの罰金を課せられますので、車中泊が許可された場所でのみ許されています。
さらに、無料のキャンプ場では普通の車は車中泊できない場所がほとんどです。
ニュージーランドではセルフコンテインという、キャンピングカーとして認定された車でロードトリップすることが一般的です。
セルフコンテインとは?


ニュージーランドで無料で泊まれるフリーダムキャンプ場のほとんどがセルフコンテインに登録された車両でないと泊まれない場所がほとんどです。
セルフコンテイン(slef contained)とは、車内にトイレやシンクなど生活するうえで必要な物が取り付けられている車両のことです。
さまざまな条件をクリアし、認定されたセルフコンテインには、証明書が与えられ無料のキャンプ場に宿泊することができます。
セルフコンテインには、ブルーステッカーとグリーンステッカーがありますが、2025年6月7日を持ってブルーステッカーが廃止されグリーンステッカーのみが無料キャンプ場での車中泊が可能になりました。
これも違反すると罰金が課せられます。
本格的なキャンピングカーは高価ですが、DIYしたセルフコンテインは比較的安価な価格で売っていますのでそこまでハードルは高くないので安心してください。
車の購入方法は?
ロードトリップにするにあたり車は必須になります。
車の入手方法は、現地で車の購入か、レンタカーですが、私はワーキングホリデーで1年滞在していたので車の購入をしました。
車を購入したほうが、ロードトリップが終わった後も生活の足として使うこともできます。
海外で車の購入はハードルが高いと思う人もいるかと思いますが、ニュージーランドでは日本よりも簡単に車の売買が可能です。
しかも出国する際に車を売れば、購入時と同じくらいの金額が戻ってくることもあります。
私はロードトリップをしながら仕事探しもしていたので、セルフコンテインを購入し家としても活用していました。
私がセフルコンテインを購入した方法

なるべく安く車を購入したかったのでオークランドで毎週日曜日に開催される「Auckland Car Fair」で購入しました。
車の持ち主と直接売買することができ安価で購入することができます。
他に安く車を購入する方法は、Facebookやバックバッカーボード、Trand meなどあります。
車を購入する前に連絡を取り合ったり、内覧の予定を組んだりと手間なので直接車を見てその場で乗って帰れるAuckland Car Fairがおすすめです。
安くていい車はすぐに売り切れてしまうのでその場で決断することが求められます。
前もって以下のことを決めていくと車が選びやすくなります。
- 予算
- 走行距離
- 大きさや車のタイプ
ちなみに、ニュージーランドで走っている車は日本製が多いが走行距離が20万キロ以上の車が多いです。
ニュージーランドの物価とお買い物事情

ニュージーランドの物価は日本より少し高いです。
農業大国なので野菜や果物などのは日本農産物は安いですが、日用品や外食は日本より高い傾向にあります。
主なニュージーランドの物価一覧(安値価格)
項目 | ニュージーランド価格 | 日本価格 |
---|---|---|
米(1kg) | 2.0 NZD | 400円 |
水(1.5L) | 1.0 NZD | 100円 |
牛乳(1L) | 2.1 NZD | 200円 |
レタス(1玉) | 3.5 NZD | 250円 |
豚肉(1kg) | 10 NZD | 1200円 |
卵(10個) | 5.5 NZD | 180円 |
ビックマック(1個) | 8.4 NZD | 480円 |
トイレットペーパー(12ロール) | 4.0 NZD | 400円 |
ガソリン(レギュラー1L) | 2.66 NZD | 178円 |
食料品は日本と同額かそれより安い傾向にありますが、卵は数倍も高いです。
ガソリンは、日本円に換算すると200円を超えます。
外食は、飲食のみでも20ドル以上します。
おすすめのスーパーとホームセンター
- PAK’nSAVE(一番安い)
- Countdown(店舗数が一番多い)
- New world(少し高い)
- Four Square(小規模)
ニュージーランド各地に上記のスーパーマーケットがあります。
特にPAK’nSAVE、Countdown、New worldは大型の店舗となっており、それなりに人口のいる街には必ずと言っていいほどいずれかの店舗があります。
Four Squareは、人口の少ない小さな街に点在しています。
なので私は主にPAK’nSAVEとCountdownをほとんど利用していました。
店舗によっては、スーパーとガソリンスタンドが併合しているところもあり、スーパーで買い物をするとガソリン代が安くなる店舗もあります。
PAK’nSAVEと併合しているガソリンスタンドは安い傾向にありました。
- The Warehouse
- Kmart
- Mitre 10
- Bunnings Warehouse
The WarehouseとKmartは衣料品や日用品などの品揃えが豊富で値段が安いです。
特に、The Warehouseはそれなりの規模の街にはどこにでもあったのでよくお世話になっていました。
卵もスーパーで買うよりお得です。(卵12個入りで約6.5NZD)
Mitre 10やBunnings Warehouseは日用品も売っているが、DIY関連の商品が多いイメージです。
ロードトリップ中のシャワーについて
- パブリックシャワー
- 市民プール
- キャンプ場に併設(ほとんどない)
ニュージーランドは日本のように温泉が点在してないので、街にあるパブリックシャワーか市民プールのシャワーを利用していました。
どちらも5〜10ドル程度。
ごく稀にキャンプ場にシャワー室がある場所もありました。
おすすめは、市民プールで場所によってサウナやスパも利用できます。
水着着用なので水着を持参することをおすすめします。
水の補給や排水
ニュージーランドは外食が高いので自炊をしながらロードトリップする人が多いので各地にダンプステーションが設置されています。
水の補給と排水を捨てることができます。
無料で利用することができるので
充電や調べ物をするには図書館がおすすめ

ニュージーランドの各街に図書館があり、市民でなくても利用可能です。
図書館には、コンセントとWi-Fiも無料で利用することができるので、充電するときや調べ物、ノマドの際によく利用させてもらってました。
本を借りたりする場合は、市民である必要がありますが、普通に利用するだけなら誰でも利用することができます。
ニュージーランドのロードトリップをサポートするサイトやアプリ紹介
Camper Mate
無料キャンプ場やトイレ、シャワー、ダンプステーションなどの情報が記載されている
オフラインでも利用可能
Rankers Camping
Canper Mate同様、キャンプ場などの情報や口コミなどが記載されている
Gaspy
ガソリンの高いニュージーランドで周辺の安いガソリンスタンドを教えてくれる
Book Me
アクティビティやツアーの割引予約ができる
バックパッカーボート
車の売買や仕事探しなど掲示板で情報収集できる
NZ daisuki
日本人向けに日用品や車などの売買ができる掲示板