ニュージーランド北島のタラナキ地方にある、「Three sisters(スリーシスターズ)」と呼ばれる隠れ絶景スポットに行ってきました。
本来はホワイトクリフウォークを歩く予定でしたが、往復20kmの歩くようで、干潮時にしか歩けないなどスケジュール的に合わなかったので、ホワイトクリフウォークでも立ち寄るスリーシスターズのみ寄ってきました。
巨大な奇岩が立ち並ぶ姿を見れるのでニュープリマスやタラナキ山に向かう道中にあるのでぜひ立ち寄って欲しい場所です。
スリーシスターズは海辺を20分ほど歩くのですが、干潮時にしか行くことができないので行く際は干潮の時間を確認してから行くようにしてください。
満潮では、潮が引けなくて道が出てきません。また、潮が上がっている状態で行ってしまっても取り残される可能性もあって危険です。
スリーシスターズの行き方
正式名称は「Three Sisters and the Elephant Rock(スリーシスターズ&エレファントロック)」
ニュープリマスへと向かう途中にあるトンガポルトゥという小さな街にあります。
国道3号線をタラナキ方面に走ってると海辺に岩が見えてきます。
「Three sisters」の標識が出てきます。


観光地の整備もしっかりされており、駐車場とトイレもあります。
駐車場から海辺に降りれるところがあるので、海辺に降りて海の方まで歩いて向かいます。
干潮になると水が引いて歩けるようになります。

めちゃめちゃ滑るので気をつけて歩いてください。
転んだら泥だらけになるので濡れてもいい格好で、持ち物も最低限にしたほうがいいです。
私はサンダルでいきましたが、どのみち足は泥だらけになりますし、スリーシスターズまで泥の上を歩き、岩の上などは歩かないので裸足でも大丈夫です。
転ばないように、落ちていた流木を杖代わりにして向かいました。
スリーシスターズ&エレファントロック(Three Sisters and the Elephant Rock)

20分ほど海辺を歩くと、巨大な岩が現れました。
最初この岩がエレファントロックか~、象の形に見えないと思いましたがエレファントロックはさらに奥にあります。

間近で見るとゾウの鼻のようにも見えますが。
この巨大な岩は、空洞になっててら通り抜けできました。

スリーシスターズと後ろにあるのがエレファントロック。
さらに、うっすらとニュージーランドの富士山こと、タラナキ山の姿も見れました。
ちなみに、手前に3つの岩柱が並んでますが、海側にある2つの岩柱がスリーシスターズです。
もう1つは侵食によってなくなってしまったらしい。

以前ははっきりゾウの形をしていたエレファントロックも、2016年に侵食で幹がなくなってしまってこの姿になったらしいです。

壮大な景色すぎて高さが分かりにくいですがどの岩も高さが25mもあります。

スリーシスターズは、泥岩と砂岩によって形成されている岩で、波や風によってゆっくり削られやがて消滅します。
そして、同様の現象を得て、崖から新たにスリーシスターズが形成されています。
自然が作り出す芸術品ですね。

少しですがクリフ群が水に反射して美しい景色に。
晴れてる日に来るのがおすすめです。
夕日の時間も良さそうです。
この絶景のすぐそばは海なのをお忘れなく。
波がバシャバシャとなっているので、景色に夢中になりすぎて、潮が上がって帰れないなどならないように注意してこの景色を楽しんでくださいね。