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【屋久島】千尋の滝展望台からモッチョム岳へ日帰り登山

モッチョム岳
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屋久島南部の尾之間地区にドーンっとそびえ立つモッチョム岳。

初めて屋久島に訪れて、宮之浦岳や縄文杉などトレッキングを楽しもうと思っていたが、尾之間の街中からでも岩肌がむきだしのモッチョム岳の姿に一目惚れし、屋久島登山の一座目に登った山がモッチョム岳です。

ちなみにモッチョム岳は漢字にすると「本富岳」。なんとなく読めるような読めないような。

モッチョム岳は、屋久島登山のなかでは上級レベルと聞いたのでしっかりと下調べをし、万全の準備をしてモッチョム岳に行ってきました。

登山ルート千尋の滝展望台モッチョム岳
エリア屋久島
ジャンル日帰り
標準時間7時間
歩行距離7km
標高差667m
レベル中〜上級者
目次

モッチョム岳登山ルート

モッチョム岳登山ルート

行き
千尋の滝展望台(10ː30) 万代杉(11:30)モッチョム太郎(12:00)モッチョム岳山頂(13:00)
帰り
モッチョム岳山頂(13ː30)万代杉(14:30)千尋の滝展望台(16:00)

千尋の滝展望台の横がモッチョム岳登山口になっており、登山口から万代杉とモッチョム太郎と呼ばれる屋久杉を経由してモッチョム岳山頂を目指すルートです。
現在、モッチョム岳の登山ルートはこのルートのみとなります。。

標準時間は7〜8時間の距離となってましたが、5時間ほどで登って帰って来れました。
傾斜の急な道が続くのでのんびり登ったら標準時間くらいになるかと思います。

  • 登山道の整備があまりされていない
  • 登が多い
  • 道幅が狭く滑落の危険あり
  • 登山者が多くない

以上がモッチョム岳が上級者向けと言われる理由です。

モッチョム岳登山口情報

所在地鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間(千尋の滝展望台)
アクセス宮之浦港から車で約50分(約39km)
バス停「鯛ノ川」より徒歩約60分
駐車場無料(約25台)
千尋の滝展望台駐車場に駐車可能
トイレあり
綺麗な水洗トイレ
備考休憩所、売店あり

モッチョム岳登山口までは、千尋の滝展望台を目指してください。
観光地としてしっかり整備されているので駐車場もトイレもとても綺麗でした。

モッチョム岳登山口
モッチョム岳登山口

駐車場から千尋の滝展望台に向かう左側に、モッチョム岳登山口があります。
滝まで100mほどなので千尋の滝を眺めてから登山していきます。

千尋の滝 屋久島
千尋の滝

落差約60mあり、展望台から滝まではけっこう離れていますが轟音が聞こえて迫力があります。

モッチョム岳登山概要

登山道に入ると早速、道が狭く片側が崖になっているところが多くあります。
湖沼を通過していくのですが、雨の多いことで有名な屋久島なの増水時には注意が必要です。

登山開始してまだまだ序盤ですが急登な道が続いていきます。
体の慣れない序盤にはなかなかきついです。

モッチョム岳は、標高100mごとに標識があるのでそれを目安に進んでいくといいと思います。

万代杉
万代杉

登り始めて約1時間、標高約700m付近ある万代杉に到着。
樹高20m、胴周17mあります。
縄文杉の胴周が16mなのでそれより大きい屋久杉で写真におさめることができないくらい大きいです。

引き続き、道幅の狭い登山道が続きます。
滑らないように木の根っこに足をかけたりしながら進むこと30分。

モッチョム太郎
モッチョム太郎

周りの木に囲まれて上まで見ることができませんがこちらもモンスター級の屋久杉です。
モッチョム太郎の樹高はなんと30mもあります。縄文杉の樹高は25mなのでそれより圧倒的に大きいです。

一旦、下りの道になります。この下りの道も傾斜が急です。
せっかく登ってきたのに標高をさげなきゃいけなさに心が折れました。

このあとも登りと下りを繰り返します。
傾斜がさらに急になりロープ場の何箇所かでてきます。

モッチョム岳はひたすら滑落の危険のある狭い急登な道が続くことから上級者向けと言われています。

標高900mをこえたあたりから絶景が広がります。
最後のロープを登ったらモッチョム岳山頂です。

モッチョム岳山頂
モッチョム岳山頂

最後の岩を登ってようやくモッチョム岳山頂につきました。
登り始めて約3時間で到着しました。
結局、平坦な道がほとんどなく狭い道を登ったので距離以上に体力と神経を使い果たしました。

幸いなことに天候には恵まれて絶景を眺めることができました。

モッチョム岳山頂
モッチョム岳山頂

▲モッチョム岳山頂からの眺め

モッチョム岳山頂は、360度のパノラマ景色が広がっていました。

眼下には、尾之間地区の町並みと太平洋を一望できます。
モッチョム岳と太平洋に距離は直線で1.5kmしか離れていないので眼の前に海が見えます。

さらに山側には、麓からも見えている岩肌を間近でみることができ迫力満点でした。

下山は登ってきた道と同じルートでしたが、今度は急な道を下ることになるので一歩一歩慎重に下山しないといけなかったので登りと同じくらいの時間はかかりました。

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