西表島で一番人気のトレッキングコースであるピナイサーラの滝に自力で行ってきました。
ピナイサーラの滝は、マングローブの中をトレッキングし、落差54mと沖縄一の落差を誇り、滝上からの絶景と滝壺まで行くことができる絶景の滝です。
西表島に来たらぜひ体験したいアクティビティです。
ツアーを使えば一人13,000円くらいかかってしまいますが自力で行けば0円なので、体力に自信のある方やアドベンチャー好きな方は自力でのピナイサーラの滝に挑戦してみてください。
一般的には、ツアーを利用してカヌーを使って行きますが、ツアーを使わずに自力で行く場合はジャングルの中をトレッキングしていきます。
- 整備されてない深いジャングルを歩くので遭難のリスクが大!
- 電波がほとんど圏外
- 亜熱帯地域なので熱中症に注意が必要
ピナイサーラの滝の自力トレッキングは、現地のガイドにも止めれるほどリスクの高いトレッキングになります。
登山初心者や体力に不安のある人は、自力でのトレッキングは控えてツアーを利用しましょう。
登山ルート | 駐車場 | ピナイサーラの滝上 ピナイサーラの滝下
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エリア | 西表島 |
ジャンル | 日帰り |
活動時間 | 移動:3時間半 休憩:2時間 |
レベル | 中〜上級 |
※こちらの情報は2023年8月情報です。
世界遺産登録によって情報が大きく変わっている可能性があります。
ピナイサーラの滝タイムスケジュール
駐車場〜ピナイサーラの滝上
ピナイサーラの滝駐車場(9:30)
ポンプ小屋(9:35) テドウ山登山口(9:50) テドウ山/ヒナイ滝上看板分岐(10:20) 上と滝下の分岐(黄色い浮き)(10:35) ピナイサーラの滝上(10:50)滝上〜滝下
ピナイサーラの滝上(12:00)
滝上と滝下の分岐(黄色い浮き)(12:15) ピナイサーラの滝下(13:00)滝下〜駐車場
ピナイサーラの滝下(14:00)
カヌー終着地(14:15) テドウ山登山口(15:00) ポンプ小屋(10:05) ピナイサーラの滝駐車場(15:10)ピナイサーラの滝登山口から滝上を経由し、滝下に下って戻るルートです。
瀧上と滝下は絶景のあまり、それぞれ1時間以上滞在して遊んでいまいた!
下山時は、川沿いを通って帰ります。
ピナイサーラの滝登山口までの行き方と駐車場事情
Googleマップで【ピナイサーラの滝】と入力すれば近くまでの表示されます。
私たちは、大原港を出発して、ぐるっと県道215を上原港に30km道なりに進んで、船浦中学校を通過したT字路を左折して3kmほどでピナイサーラの滝の駐車場につきます。


ただ、ピナイサーラの駐車場はツアー会社専用になっているらしいです。
Googleマップでも【カヌー業者向け駐車場】と書いてあるので”舗装された駐車場”ではなく、一般車は”未舗装”のところに駐車してください。
車を駐車し、舗装された道を進むと未舗装の道に変わり登山道へと繋がります。
ピナイサーラの滝までの行き方(滝上〜滝壺)


舗装された道から未舗装の道に変わります。
そのまま5分ほど進むとポンプ小屋が見えるので、そのまま通過します。


木道の道と、塩ビパイプが敷かれた道に合流するので、トレッキングの人は塩ビパイプのある沢のルートを進んでください。
浅い沢沿いを進みます。
2個所くらいすね近くまで深さのある川を横断しました。


時期によっては、本州では見ることのできない一番美しい花と言われる「サガリバナ」を見ることもできます。
そのまま道なりに進むと川にぶつかるのでその川も横切ります。ピンクのテープがところどころにあるのでピンクのテープを頼りに進んでください。
川を超えてからは、なんとなく登山道とわかる道でピンクのテープもあるので進みやすいです。

駐車場を出発して20分ほどでテドウ山登山口に到着。
ピナイサーラの滝があるこのジャングルがテドウ山と言います。
滝上を目指すので矢印の方に進みます。
テドウ山登山口からピナイサーラの滝上まで約1時間30分の道のりです。


此処から先は、人が通れそうな道がだったり、倒木で道なのかわかりにく場所が続きます。
ピンクのテープを目印に慎重に進んでください。

30分ほど不安な道を進むと分岐に到着。
人工物が出てくるとホッと一安心です。
ヒナイ滝上まで15分。
分岐から一旦、下って川に出て、また登ります。
登りも下りも急です。

意識しないとスルーしてしまいそうな黄色い浮きです。
ここが、ピナイサーラの滝上と滝下の分岐になります。
右側の道が滝上の道、左側が滝下の道です。
私は先に滝上を目指すルートへ。


分岐から下がりっきた場所がピナイサーラの滝上になります。
ここも傾斜が急で道幅が狭いので慎重にくだっていきます。
ロープが設置されているところもありますが、ちょっと頼りないのでロープにだけ頼らずに下りましょう。
下っていくにつれて水の流れる音が大きく聞こえてきたらゴールは目前!!


下りきると川にあたり、この先がピナイサーラの滝上です。


ピナイサーラの滝上に到着しました。
晴れていたので遠くのに海も見ることができます。
滝上から下の方を覗いてみうと、足がすくむ高さです。
この先は落差54mの滝壺です。
もちろんフェンスなどないので落下には十分気をつけてくださいね。
滝上からだと景色と滝の轟音しか聞こえません。
最近愛用している隠しアイテムの出番です。

最近愛用している、3mの自撮り棒をGoProに取り付けて撮影しました。
座れそうなところがあったので座って映え写真を撮りましたが、下は54mの滝壺。
決してマネをしないでくださいね。
過去には転落事故も起きているらしいので、転落したら終わりです。。。
ピナイサーラの滝上〜滝下
滝上で1時間以上過ごしたので次は滝壺に向かいます。
滝上から滝壺までは約1時間ほどの道のりです。
まずは下ってきた道をそのまま登って、黄色い浮きのある、滝上と滝壺の分岐まで戻ります。
分岐から今度は反対側の滝壺の方へと下っていきます。


滝上から落差54mの滝壺に向かっているので、こちら側の道も傾斜がかなり急で狭いです。
こちら側の道はカヌーで来たツアーの方が滝上に向かうルートでもあるのですれ違うことがあるので注意しながら進みましょう。
下りきると川沿いに出るので上流の方へ進んでください。
滝壺までもう少しですが、アップダウンの道で足にきます。

滝上からピナイサーラの滝下まで1時間ほどで西表島の名瀑ピナイサーラの滝に到着!
落差54mと沖縄一の高さを誇ります。
大自然の中にどーん落ちるピナイサーラの滝に圧巻されました。


滝下でも1時間、写真を滝壺に飛び込んだりとしっかりと遊びました。
そして、つい1時間前は、滝上にいたと考えるととても不思議な気持ちと興奮がおさまりませんでした。
ピナイサーラの滝下〜駐車場まで
ピナイサーラの滝を十分に楽しんだので下山します。
下山のルートは、来た道とちょっと違うルートで帰ります。


まずは、カヌーの発着場まで戻ってきたら、桟橋の川を渡ります。(ピンクのテープを頼りに!)
干潮時なら浅くて渡りやすいですが、満潮だと腰くらいまで水があります。
あとはひたすら、ピンクのテープを頼りに下流の方に進んでください。


ドキドキの下山ルートですが、マングローブを全身で感じてます。
そして、ガサガサと音がしたので見てみると、絶滅危惧種のセマルハコガメを見つけました。
ピンクのテープを頼りに45分ほど下山していると、見覚えるある看板が。
気づいたらテドウ山登山口まで来ていました。
ワープしてきた不思議な気持ちにもなりましたが、無事に下山してきました。
正直、本当にこの道があってるか半信半疑だったが、方向的に登山道の道だったのでそれを信じて進んでました、何事もなく戻ってこれて一安心です。
ただし、下流に行き過ぎると、海中道路まで出てしまうのでGPSを使って位置を確認しながら下山するようにしてください。
西表島を大冒険できました!!