無数の滝と氷河を眺められるEarnslaw Burn Track(アーンスローバーントラック)を歩いてきました。
Earnslaw Burn Trackは、ニュージーランド南島のクイーンズタウンから車で1時間ほどのところにあり、氷河と滝を眺められるポイントまで片道約13kmのトレッキングコースです。
登山道にはケルンが設置されていますが、整備がされていない箇所がほとんどで倒木や泥でぬかるんだ道でとてもエキサイティングな道でした。
最近、Earnslaw Burn Trackの知名度も上がり人気になりつつあるトラックです。
| 登山日 | 2026年1月 |
|---|---|
| エリア | ニュージーランド南島/オタゴ地方 |
| 天気 | 曇り |
| ジャンル | テント泊(1泊) |
Earnslaw Burn Track (アーンスローバーン)トラック情報
名称:Earnslaw Burn Track
ルート:Earnslaw Burn Track駐車場 Earnslaw Burn Track終点 Earnslaw氷河
コースタイム:8〜12時間
距離(往復):26km〜27km
標高差:700m〜900mだがアップダウンが激しいので累積標高はそれ以上
難易度:中〜上級
駐車場:無料
トイレ:なし
このトラックは移動距離が長いのと、標高差の割に過酷な登山道です。
Earnslaw Burn Trackは約8.3km続いており、ケルンは設置されているものの、登山道はぬかるんだ道と倒木が多いため、ルートファインディング技術が求められます。
Earnslaw Burn Trackの終点からアーンスロー氷河が見えるポイントまで約5kmかかります。
日照時間の長いニュージーランドの夏なら日帰りでも可能ですが、かなりの健脚者向けになります。
ほとんどの登山者もテント泊前提でEarnslaw Burn Trackを登っています。
Earnslaw Burn Track登山口までのアクセス
Google Mapで「Earnslaw Burn Track」と検索すれば登山口まで案内してくれます。
クイーンズタウンから1時間ほどの距離にあり、登山口到着の数キロ前から(Glenorchy Paradise RD)未舗装の道に変わるので注意してください。
登山口周辺の道路も私有地の一部になっています。
なお、登山口および登山道にはトイレはないので事前に済ませておきましょう。


登山口手前付近に銀色のポストがありますが、そのまま通過するとEarnslaw Burn Track駐車場になります。
Earnslaw Burn Trackで氷河の間近までの道のり

階段を登って登山道に入っていきます。


スタートからいきなり、ぬかるんだ道があります。
登山序盤から靴が濡れるのは避けたいですよね。
木が置いてある上を歩いたり、ぬかるみの少ない場所を選んで進んでください。

ここから長く険しいEarnslaw Burn Trackが始まります。
そして早速、看板からどう進んだらいいかわからなくなりましたが、川の方に進むとオレンジ色のケルンがありました。


Earnslaw Burn Trackの最初の3kmは上り道から始まります。
3km過ぎたあたりから緩やかな上り道に変わりますが、複雑な地形の中を歩き続けます。


登山道は、木の根っこの上を歩いたり、岩場、ぬかるんだ道とテクニカルな道が多いです。
雨が降った後は道は滑りやすく、ぬかるみも酷くなるので難易度はさらに高くなります。
ぬかるんでる場所も思ったより深い場所も多く、くるぶしあたりまで浸かってしまうのでぬかるみが避けれる場所は避けたほうがいいです。


ケルンの先に倒木ってどういこと!って思います。
嫌がらせと思ってしまうほど倒木が道をはばかり、倒木の上を超えたり、くぐったり、迂回したりと毎回その方法を探さなければなりません。
Earnslaw Burn Trackはこんな道がずっと続きます。

そろそろEarnslaw Burn Trackも終盤かなと思った頃に、ようやく目的地のアーンスロー氷河が見え始めました。
ここまで景色の変わらない険しい森の中を歩いていたのでまだ距離はありますがモチベーションは上がりました。


川沿いを上流の方に向かって歩きます。
これまで複雑な地形の森の中をただ進んでいたのでいまいち目的地に近づいているのかわからなかったがようやく少しづつアーンスローバーン氷河に近づいているのを実感できました。

森の中をぬけたらEarnslaw Burn Trackは終了です。
写真の左側にテントが見えます。
この付近がテント場になってますが、氷河が眺められるポイントまではまだ約5kmほど距離があるのでテントを設営して荷物を軽くして向かうことをおすすめします。

Earnslaw Burn Trackが終わった氷河の方に進むだけです。
平坦な道で歩きやすいのでスムーズに歩けますが、登山道を外れてしまうと草むらの道だったり泥でぬかるんでる箇所もたくさんあるので登山道から外れないようにしてください。

少しづつアーンスローバーン氷河の全貌が見えてきて気持ちが高鳴りますがなかなか氷河の末端まで辿り着きません。
ただ、氷河と滝を写真に入れるなら末端まで近づきすぎると氷河が少ししか映りません。
少し離れた場所から撮影する必要があるので向かっている最中にたくさん写真を撮っておいたほうがいいと思います。

ようやくアーンスローバーン氷河に到着。
Earnslaw Burn Track終点からここまで約1時間半かかりました。
間近で見ると圧巻される景色です。
長い道のりでしたが来る価値は十分にありました。



日没前のピンク色に輝く光景も見えました。
本当はこの付近にテントを張りたかったのですが、現在はこの周辺はテント禁止になっていたので日が暮れる前にテント場に戻ります。
寝ている時に、時々氷河が崩れ落ちる音が何回か聞こえる度に目が覚めました。
Earnslaw Burn Trackまとめ
1日目
登山口 Earnslaw Burn Track終点(4:00) Earnslaw Burn Glacier(1:30) テント場(1:15)
2日目
テント場 Earnslaw Burn Track (0:10) 登山口(4:00)
テントや寝袋など10kgを超える荷物を抱えて往復26kmの登山は体力的にも精神的にも大変なトレッキングでしたが、日本では見ることができない氷河を間近で見ることができ、さらに氷河と滝のコラボレーションは見る価値が十分にありました。
前情報で渡渉する箇所があると書いてありましたが渡渉しなくてもアーンスロー氷河の末端まで近づくことができました。
Earnslaw Burn Track周辺は気候が厳しい場所にあり、悪天候時は川の増水や強風、気候の急変などある場所なので行く際は最新の天気予報を事前に把握してから行くようにしてください。
また、一部電波の繋がるところもありましたがほとんど圏外なので地形マップやルートなど前準備を怠らないようにしましょう。
Earnslaw Burn Trackは、私有地になっているのでキャンプなどマナーを守ることもお忘れなく。
