ニュージーランド南島北部に位置するアベルタスマン国立公園に日帰りトレッキングに行ってきました。
アベルタスマンは、黄金色のビーチ、エメラルドグリーンの海、そして豊かな原生林が織りなす絶景トレイルとして、世界中のハイカーから愛されています。
今回は、トレイルの玄関口「Marahau」から「Anchorage Bay」までの日帰りトレッキングしてきたので紹介します。
| 登山日 | 2025年11月20日 |
|---|---|
| エリア | ニュージーランド/アベルタスマン国立公園 |
| 天気 | 晴れ |
| ジャンル | 日帰りトレッキング |
アベルタスマン・コーストトラック基本情報
名称:アベルタスマン国立公園(Abel Tasman National Park)
ルート:Marahau Anchorage Bay
コースタイム:8時間(往復)
距離:約25km(往復)
難易度:初級
駐車場:無料
トイレ:登山口、ビーチ、キャンプサイト
アベルタスマン・コーストトラックは、ニュージーランドのグレートウォーク(9大名トレイル)の一つで、全長約60kmの海岸線沿いのトレッキングルートです。
水上タクシーやカヤックの利用も可能です。
今回はMarahauからAnchorage Bayまでの往復25kmのトレッキングしてきました。
アクセス方法
出発点Marahauへの行き方:
- Nelsonから車で約1時間
- Motuekaから車で約20分
- 公共バスも運行(Golden Bay Coachlines、Abel Tasman Coachlines)
- 駐車場あり(無料)


アベルタスマントレッキングコース


Marahau駐車場に車を停めてトレイル開始!
まずは、Marahau川河口を横断します。
かつては干潮時しか渡れませんでしたが、現在は遊歩道が整備され、いつでも渡れるようになりました。


コーズウェイを渡ると、開けた草原地帯を通過します。
トレイルは整備されており、とても歩きやすいです。
今回の目的地のAnchorage Bayまでにしましたが、登山開始したこの時点ではとりあえず行けるところまで歩いてみようって感じでした。

トラックの至る所にビーチや展望台が多数あります。
どこもメイントレイルから少し外れますが、わずか数分の寄り道なので気になる場所へ寄ってみてください。

こちらはStu’s Lookoutからの景色。
ニュージーランドは海より山ってイメージでしたがここまで海も綺麗だとは思いませんでした。

アベルタスマンコーストトラックは、多少アップダウンはありますが、基本的に平坦な道のりです。
私が訪れた時は日差しが強い日でしたが、木に囲まれる道がほとんどなので日陰になっている箇所が多く厚さはそこまで感じませんでした。

木に囲まれながらもほとんど海岸沿いのトレッキングルートなので木の隙間から青い海も眺められます。


- Apple Tree Bay:メイントレイルから少し下った場所にある黄金色のビーチ
- Stillwell Bay:静かで穏やかな入り江

美しいビーチがどんどん出てきます。
Yellow Pointを過ぎると、トレイルは海岸線から離れ、内陸部へと入っていきます。
小さな谷を縫うように、アップダウンの道になります。
この区間は海が見えないため、森林浴を楽しみながら歩きます。
鳥のさえずりと木々のざわめきに耳を傾けながら、静かなトレッキングを楽しめました。

トレックに人懐っこい鳥がいました。
ニュージーランドクイナ(ウェカ)という鳥です。
鳥の方から近づいてきてくれて、写真を撮る度に表情を変えてくれました。


平坦な道が続くので距離はどんどん稼げますが、同じような景色がずっと続いたため、正直飽きてきました。
そろそろ引き返すか悩み出しましたが、Anchorage Bayまで30分と書いてあったのでここまで行って引き返すことにしました。
ここから緩やかな登り道になります。

開けた道になり絶景が広がり出しました。
雲ひとつない青空と青い海で水平線まで見える絶景。


メインの道を少し外れてまたビーチへ。
私はこの看板を見た時、Cove(湾)とCave(洞窟)を勘違いしてしまい、この先に洞窟があると思い10分道を逸れましたが、ビーチでした。
再び、トレッキングルートに戻ってAnchorage Bayへ。

約4時間歩いて、ついに目的地のAnchorage Bayに到着しました!
内陸部の森を抜けると、突然視界が開け、眼下に広がる三日月形の美しいビーチ。
これぞアベルタスマンの代名詞とも言える絶景です。
Anchorage Bayは、アベルタスマンで最も多くの訪問者が訪れるビーチのひとつ。
水上タクシーで日帰り訪問する人も多く、ビーチには多くの人が憩っていました。
夏のクリスマス時期には、湾内に様々なヨットやボートが停泊し、さらに賑やかになるそうです。

Anchorage Bayには、DOCの大きな山小屋(Anchorage Hut)とキャンプサイトがあります。
日帰りハイカーは利用できませんが、ビーチでランチ休憩するのに最適です。
休憩しながらゆっくりビーチの楽しんだので再び10kmかけてスタート地点のMarahauへ歩いて戻ります。
来た道をただ戻ると往復20kmと長距離になってしまいます。
そんなに歩きたくないなら水上タクシーを利用する方法もあります。
水上タクシーは片道約40分。
海上から眺めるアベルタスマンの海岸線も素晴らしく、歩いたトレイルを海側から振り返ることができます。
料金は会社によって異なりますが、片道30〜40NZDほど。
私は行きも帰りも歩きましたが、同じ道を戻るよりも、水上タクシーを利用することで:
- 時間の節約(往復8〜9時間→片道4時間+水上タクシー40分)
- 異なる視点から景色を楽しめる
- 疲労軽減
という利点があり、日帰りハイカーには非常におすすめです。
アベルタスマントレッキングの準備と持ち物
- 服装:半袖、半パン
- トレッキングシューズ:整備されたトレイルですが、起伏があるため必須
- デイパック:20〜30L程度
- 水:最低1.5L(給水ポイントは限られる)
- 食料:ランチ+行動食(ナッツ、エナジーバーなど)
- 日焼け止め:ニュージーランドの紫外線は強烈!
- 帽子・サングラス
- レインジャケット:天候が変わりやすい
- 着替え:速乾性のウェア
私がアベルタスマンに訪れたのは11月下旬。
ニュージーランドでは夏の始まりの時期です。
気温は24度でしたが日差しが強くそれ以上に暑さは感じましたが、トレッキングトラックは日陰も多く歩きやすかったです。
あると便利なもの
- 水着(ビーチで泳げます)
- タオル
- カメラ・スマートフォン(充電器も)
- 虫除けスプレー
予約について
アベルタスマン国立公園の山小屋とキャンプサイトは、通年事前予約が必須です。
日帰りハイカーは予約不要ですが、水上タクシーは必ず事前予約しましょう。
トレイルマナー
- ゴミは全て持ち帰る
- トイレは指定された場所のみで使用
- 野生動物には餌を与えない
- トレイル上では登りの人を優先
- 大声を出さず、自然の静けさを尊重
アベルタスマンまとめ
MarahauからAnchorage Bayまでの日帰りトレッキングは、アベルタスマン国立公園を十分に満喫することができます。
黄金色のビーチ、エメラルドグリーンの海、豊かな原生林、そして遠くまで見渡せる展望。
ただ、平坦な道がほとんどだが往復20km以上歩くのと、景色があまり変わらないので後半には疲労感と飽きてしまいました。
正直、もっと手間で引き返してもいいと思いましたが、美しい海岸沿いをのんびり歩けて良かったです。
アベルタスマンまでトレッキングだけでなく海をカヤックを漕いで行ったり、水上タクシーを利用する方法もあります。
その人にあった楽しみ方ができるのもアベルタスマンの魅力です。
